- 2008.10.30
- 展示会
岡重利作陶展
青瓷の「岡重利作陶展」を平成22年10月9日(土)~10月19日(火)まで開催いたします。
岡さんの青瓷は表面に細かいひび割れが出来る
貫入青瓷と呼ばれるもので、
窯の中で1000℃以上で焼きあがった作品を
火を止めて徐々に冷やしていくのですが、
そのとき冷めやすい表面と冷めにくい内側との
温度差で張力が生じていきます。
窯から出したりするとその張力が残っていて、
少しの刺激でひび割れが生じます。
それが貫入(かんにゅう)です。
岡さんの青瓷は釉薬を厚く掛けるため
貫入が大きく入った後、小さくもう一度入る
二重貫入と呼ばれるもので
その二重貫入が大変美しいのです。